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同人ゲームレビューC80:「藍染のうたかた-Link/Rink-」

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NEVER

同人サークルFCめがぶー雑用&ライターの宗岡です。

他のサークル様のレビューを書くのは久しぶりなのでちょっと緊張気味です。
今回は同人サークルRythem/Ark様の作品「藍染のうたかた-Link/Rink-」をプレイさせて頂きました。
それでは拙い文章ではありますがレビューをどうぞ!

[important]※注意※
このレビューはあくまでFCめがぶー宗岡の個人的な意見です。
レビューという行為を受け付けられない方、内容のネタバレを避けたい方は戻るを押してください。
構わないよ、という方のみ「続きを読む」をよろしくお願いします! [/important]

基本情報>
サークル名:Rythem/Ark
作品タイトル:藍染のうたかた-Link/Rink-
ジャンル:シリアス系サウンドノベル
発売イベント:コミックマーケット80
対象:18禁
HPアドレス:http://rythemark.x.fc2.com/index.html
販売:http://rythemark.x.fc2.com/aizen/aizen0.html
※体験版は無料公開されています

ブギーポップは笑わない
シナリオの方向性的に僕はこの作品を思い浮かべました。
この作品が出てしまうあたり、年齢がバレそうですがしょうがない。

PCゲームをプレイしているというよりも、ライトノベルを読んでいる感覚でした。
全画面表記の文章を基準としているのも、そう感じさせる要因かもしれません。

主人公である桐生霜白はなかなか憎めない男ですが、全体的にはポップよりもシリアス寄り。
日常のたわいもない会話は別として作品の根底には練りこまれたシリアスメインの作品です。

あらすじ>
主人公:桐生霜白は「とある理由」から留年をして学校に入学をした男子生徒。
しかも左目は義眼であり、それを覆い隠す眼帯をしている―

そんな事情も含めてなかなかクラスに溶け込んでいないが幼馴染の半田詩穂里や
クラスの委員長である藤奈朋香の助けもあり特に不自由なく生活をしている。

そもそも学校をサボることもしばしばで当人はあまり自分の現状を気にしていない。
学校以外にも憧れと尊敬と愛情を注ぐ称総叶絵など主人公を取り囲む人間は多い。

そんなある日、主人公の住む街で事件が起こる。
その事件には、歪んだかたちで願いを叶える「ユメクイ」が絡んでいるらしい…

感想>
適当にあらすじを作ってしまいました。このあらすじは本編に第一章のものです。
「藍染のうたかた-Link/Rink-」内には一~四章まで収録されており徐々に主人公や
それを取り巻く環境を丁寧に紐解いていく作品構造になっています。

個人的には第一章の主人公が「事件」に関わる理由や全体的に第三章が気に入っています。
一~四章が単純な時間の経過ではなく、過去編などを途中で差し込んでいるので改めて読み直す
楽しみがあるのがいいところ。
時間軸で混乱をしないように「タイムシート」があるのも嬉しい配慮です。
全章プレイ後に「おたのしみ」があるのもいいですね。

基本的に主人公視点で物語が展開していきますが、部分部分は他のキャラクターの視点になります。
小説家では伊坂幸太郎がこういった手法をよく使用していますね。
キャラごとの書き分けが明確にされているので、読みにくさは感じませんでした。
また明確に主人公という「軸」があるので他のキャラクター視点になってもぶれずに話に
集中することができました。

惜しむらくは部分的に文章が読みにくいと感じるところ。
これは背景が原因の場合もあれば、1ページの文章量によって感じる場合もありました。
個人的に全画面テキストに慣れていない故にそう感じた部分もあるかもしれません。
一枚絵の場合にはテキストウィンドウ表示に切り替わるのですが、視点を急に下げることに
なるのでちょっと読みづらさを感じてしまいました。

面白い点としては文字演出でしょうか。
文字を「画像イメージ」として捉えた演出は面白かったです。
「ライトノベルを読んでいる感覚」と書きましたが、こういった演出はゲーム故です。
文字に合わせるかたちで効果音の使い方も非常に上手く、場面演出に大きく貢献していました。

エロスの価値は?>
きゃっきゃうふふ系の18禁ではありません。
登場キャラクターを深く描くために用意されている「演出」といったイメージです。
個人的にはなくても(もしくは直接表現なしでも)問題ない部分だったと感じました。

ただし、そう思わせるための演出かも…と考えています。

結構丁寧に描いていることによってキャラクターに対する感情移入がしやすくなったのも事実。
間違いないことは18禁表現は目的ではなく手段だったことです。
詳細はご自分の目でお確かめください。

長々と書いてしまいましたがそろそろ終わりにします。
現在四章までですが、完結は八章になるそうです。続きが気になります。
本当にいいところで終わります。まさに生殺し…完結編の販売はまきまきでお願いします。

最後に「藤にゃんかわいいよ藤にゃん」以上です。

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