ども。
スクリプト担当の吉原です。
今週も前置き無しで本題はいります。
制作のアレコレ、今週のテーマは「演出」
スクリプタとして未熟なため技術的な部分のお話は無しで。
前回の制作を踏まえた上で、コレからについて考えた際に
思った事など…
前作における「演出」は文章による表現と画面のすり合わせによって
「違和感」の払拭を思考の軸に置いていたように思います。
演出とはなにか、それを制作過程でよく悩んでいましたが、
そもそも、何のための演出なのか、誰のための演出なのか
もっと根本的な部分について考える必要があったはずでした。
おそらく周りの人達同様に、小説、ドラマ、漫画、アニメ…
いろんな創作物に触れながら生きてきましたが、
僕がいいと思った作品は、笑える、怒れる、泣ける。
方向を問わず、感情を少なからず動かしてくれるものでした。
それを踏まえ、「演出」を考える際にキャラクタを「動かす」こと以前に
プレイヤーを「動かす」ことをもっと真剣に考えていかなければと思っています。
ユーザーを、怒らせたい、笑わせたい、泣かせたい…
それらを目的として各シーンを構築し一つ一つ徹底した形で実現していければ…
ようはアクションゲーなどにおける「レベル設計」みたいなものを目指したいです。
その場その場でエキサイティングしなければ、途中退屈ですからね。
最後に、文章ゴリゴリにしてド派手に画像いれて…って方法だけが
ユーザーを感動させるわけではないと思っていますし、忘れてはいけないとも思います。
だって「ロマサガ」シリーズの豆電球は最高にエキサイテングな演出でしたから。