登場人物

タクトを王宮に招いた国王の息子。
国王が亡くなっているので王になる権利はあるが行使していない。
本人曰く「自分ではまだまだ」ということ。

性格は優しく穏やか。一時期を同じ環境で過ごしたタクトとは
正反対であり常識人。

女性のような顔立ち、柔らかい物腰から一見では頼りなさそうな
印象を与えるが実は非常に芯が強い。
その人間性からビクターはじめ王宮の人間たちの信頼を集めている。

息子同然に可愛がられていたタクトとは幼い頃から親交があり
兄弟のように接している面がある。
そのせいかタクトには逆らえず、無理な注文も聞いてしまうようだ。

先代国王10周忌のレクイエム演奏のためにタクトをこの度呼び出した。
タクトに対して個人としては尊敬を、王子としては政治的に重要な
人物として捉えるなど複数の角度で見ているようだ。

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